スロージョギングとは

 

スロージョギングとは、通常のランニングよりもさらに遅く、歩くようなスピードで走る方法です。この方法は福岡大学の田中宏暁教授によって提唱されているものであり、テレビ番組で取り上げられてからは、たくさんの人たちに注目されるようになっています。

 

スロージョギングとは、簡単に言えば、運動が苦手な人でも気軽に実践することの出来る有酸素運動であるといえます。このスロージョギングは、とても簡単な方法であるにも関わらず、有酸素運動によるダイエット効果や脳の活性化など、優れた健康効果が期待できるものでもあるのです。

 

そもそもジョギングというものは、いわゆるランニングとは異なり、普通に会話が出来る程度のゆったりとしたスピードで走ることを指している言葉なのですが、日頃からあまり運動をしていない人にとっては、このジョギングでさえも苦しくて辛いものとなってしまうのです。その結果として、すぐにジョギングをすることを止めてしまう人も多いわけなのです。ジョギングを続けていれば、健康的になれますし、気分的にも爽快になれるのですから、せっかく始めたジョギングをすぐに止めてしまうことは、非常にもったいないことです。

 

そこでスロージョギングというものが推奨されることになるのです。スロージョギングは、通常のジョギングよりもさらにゆっくりとしたスピードで走るために、ほとんど苦しいと感じることがありません。そのため、ジョギング初心者でも途中で止めてしまうこともなく、走ることが好きになり、ジョギングの持つ効果を十分に得ることが出来るようになるのです。